ルイボスチャイ

口寂しいけれども、何もなく。そして何か食べてもいい時間でもない、夜の10時。「何もないな〜。何か食べたいというよりかはパンチの効いたものを口にしたい」と思いながら棚を眺めると、ルイボスティーが目に入りました。

ルイボスチャイを作ろう♪

普通チャイに使うアッサムティーはタンニンが強すぎてちょっと苦手。カフェインレスで夜でも気兼ねなく飲めるルイボスティーをベースのお茶で使うのが好みです。

乳製品は摂らないので牛乳はなし。たまにアーモンドミルクや豆乳で作ることもあるけれども、お茶とスパイスだけでも十分美味しくて、手間要らずで量もたくさん飲めるミルクの代用なしのルイボスチャイが、私は好き。

スパイスは料理用に常備しているパウダーを使うので超簡単。お茶だけの時は煮立てる必要がないので、固形のスパイスよりもパウダーの方が使い勝手が良いです。

材料

  • お湯 3カップ(半分もしくは1/3の量をアーモンドミルクや豆乳に置き換えても可)
  • ルイボスティー 2gまたは2ティースプーン
  • カルダモンパウダー 1/2ティースプーン
  • シナモンパウダー 1/2ティースプーン
  • クローブパウダー 1/4ティースプーン
  • ジンジャーパウダー 1/2ティースプーン(または2スライス)
  • 蜂蜜を少量お好みで

(ティースプーンは小さじに置き換えてもOK。少し味が濃いかもしれないのでその時はお水を足してください)

きっちり書いてますが、普段は適当に作っています。

お茶だけで作る場合は、普通にルイボスティーを入れて上記のスパイスを混ぜるだけ。アーモンドミルクや豆乳を使う場合は、お湯を煮たたせてルイボスティーとスパイスを入れた後、ミルク類を混ぜ、そこからは煮たたせないように5分温めたら出来上がり。

飲むときに蜂蜜を少し混ぜてOKです。今日は生姜がなかったのですが、十分美味しい♡

私はお茶だけで慣れているのですが、普通はたいていリッチなミルク風味が好まれるかな、とは思います。でも、甘味料が入っていない質の良いアーモンドミルク、日本だとものすごい高いので無理。妥協して豆乳。でも、女性の場合、豆乳は体質によって向き不向きがあるので、飲まない方が良い人もいます。ぜひ、この機会にお茶だけのチャイにもトライしてみてくださいませ。普通に美味しいです。

ちなみに、カルダモンは私の大好きなショウガ科。消化不良、胸焼け、IBSなどの消化器系の問題のほか、尿路感染、ガンや心疾患予防にも良いとされ、さらに気持ちを持ち上げてくれる作用もあります。うつなど、落ち込んでしまう気分障害に良いです。シナモンは、血糖値を下げ、ガンを予防してくれるだけでなく、その香りが脳の働きをサポートしてくれます。クローブの薬効はクローブオイルで有名。あの歯医者さんの香り。殺菌作用だけでなく歯の痛みにも使われてきたハーブです。スパイスパウダーはあの香りはしませんが、去痰、胃痛、下痢、鼓腸、吐き気などにも効果的。特に痰や粘液が絡んだ咳に良いです。ちょっとしたニキビなどの殺菌に、クローブパウダーを蜂蜜に混ぜて塗ってもOK。

チャイティーは、タンポポ茶やチコリ茶と並んで、コーヒーの代用にも向いています。味も強いし、カフェインの代わりにシナモンが脳を刺激してくれます。コーヒーを一日2杯以上飲む人は、2杯目以降はチャイティーにしてみると良いかもしれません。

味覚も嗅覚も大満足。明日はポットに入れて持ち歩こう♪