罪悪感なし、ギルトフリースナック

シドニーで勉強をしていた頃、集中したい時は、歯ごたえのあるものを食べて、咀嚼によって脳の働きにエンジンをかけていました。たいていはナッツをボリボリ食べていましたが、生の野菜をバリバリ食べたりも。

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ボリボリ、バリバリと咀嚼をするとエンジンがかかり、そこから数時間集中作業できます。実際に咀嚼で脳の血流が良くなり、集中力や記憶力が高まるそうです。運転の眠気冷ましにするめを食べるのと同じ効果ですね。

今週末はちょっと集中作業があったので、人参をバリバリやろうと多めに買っていました。「あ、ひよこ豆もレモンも白ごまペーストもあるからフムスも作っちゃおう!」ということでひよこ豆のペーストのフムスも作成。

野菜スティックとフムス。食事のお供で召し上がる人も多いと思いますが、スナックとしても最適。

野菜スティックもフムスと一緒に摂ると栄養価と腹持ちが一気に高まり、血糖値も安定します。何よりも、混ぜるだけなので超簡単。ひよこ豆さえ準備できていれば、5分でできちゃいます。

材料

  • ひよこ豆(茹でたものまたは缶詰)200g
  • エキストラバージンオリーブオイル 大さじ3
  • レモン汁 大さじ2〜3
  • 白練りゴマペースト 大さじ2
  • 良質な塩 小さじ1/2
  • にんにくすりおろし 1/2かけ
  • クミンパウダー 小さじ1/2(お好みで)
  • 混ぜ具合に応じてひよこ豆の煮汁または水大さじ2〜4で伸ばす(好みで)

上記全てをブレンダーで混ぜるだけ。オリーブオイルは半分を亜麻仁油やエゴマ油に替えても良いです(ただしその場合は酸化が早いので早めに食べきってください)。上記にアボカドを追加しても美味しいです。ひよこ豆がない場合は大豆でも代用可能。

ひよこ豆は、タンパク質、脂質、食物繊維、マグネシウムなどのミネラルが豊富。

フムスは、人参、セロリ、パプリカ、キュウリなどの野菜スティック以外に、蒸し野菜、クラッカー、ピタパンなどのディップ、パンやサンドイッチのスプレッドにも使えます。

ちなみに、このブログで白いパンをオススメすることはありませんが、それでも白いパンにジャムをつけて『糖質爆弾』にして食べるならば、フムスをつけてトマトやスプラウトなどと一緒に食べることをオススメします。栄養価を上げるだけでなく、糖質とタンパク質とを一緒に摂ることで、血糖値の急な上昇を抑えることができます。

フムスのスナックは、便秘気味の人や、婦人科系疾患を持つ人、ベジタリアンやビーガンでタンパク質の摂取量が少ない人、ヘルシー志向のアスリートのポストワークアウトのスナック、などでオススメすることが多いです。人参スティックとの相性は栄養価的にも抜群で、フムスの脂質が人参のベータカロテンの吸収を促し、フムスに入っているレモンのビタミンCとひよこ豆の亜鉛との相乗効果で、皮膚、粘膜やコラーゲンの生成を促します。美肌スナック。

優秀食材のひよこ豆、機会があったらぜひお試しくださいませ。

その他のギルトフリースナックは、チアシードプディングブリスボールなど。ギルト(罪)の対象になるものは、一般的には、砂糖、小麦粉(グルテン)、添加物。特に規定があるわけではないですが、牛乳ベースの乳製品を使うこともほぼないです。

シドニー時代によく作っていたブリスボールを近々久々に作ろうかなと思っています。日本バージョンはどんな感じになるかな〜。また、報告します♪

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