かぼちゃのジャムとデトックスサラダ

久々に全粒粉のパンを買いました。パンは普段食べません。シドニーでは、小麦粉以外で作られたパンは食べていましたが、日本だとなかなか手に入らないので、まれに外食の時に食べる以外、精製小麦食品は口にしません。食べても一ヶ月に1回ぐらいかな。

今回は、友人から素敵な贈り物をいただいたので、そのためにパンを購入。長崎県の東彼杵と言う町に移住した元同僚の友人お手製のかぼちゃのジャム。畑で野菜を作り、地域に密着して、ご夫婦で町興しをされています。そんな彼女が作ったとっても優しくて美味しい野菜ジャム。右上のオレンジ色の小瓶。かぼちゃの甘みを生かし最小限の砂糖で作られています。質の良いパンととってもよく合う。

長崎の東彼杵にあるお茶屋さん「お茶のこばやし」さんで買えるそうです。近くに行ったら、ぜひ立ち寄ってみてください。とっても美味しいので。

お野菜を作れるって本当にすごい。しかもこんなに美味しいものを作って世に出せるなんて。ウキウキしながら朝食でいただきました。

緑の葉っぱに埋もれていますが、たんぱく質も食物繊維も一緒にたっぷりと。

冬の間、葉物野菜の値段がずっと高騰していたので、この冬は根菜を使うことが多かったです。その中でも、お気に入りがこの葉っぱの下に埋もれてしまっている「根菜&いろいろサラダ」。

こんな感じ。いつもの如く「面倒なので全部入れちゃった」系です。

02032018_2

ごぼう、レンコン、人参、金時豆、キヌア。それを味噌&生姜ドレッシングで和えたもの。大量の食物繊維のデトックスサラダ。

野菜と豆の食物繊維の他に、金時豆とキヌアにはたんぱく質と鉄を含むミネラルやビタミンB群も豊富に含まれています。金時豆は優秀なお豆で、色から見てわかるアントシアニンやサポニンの抗酸化作用もあり、また、モリブデンという栄養素をたっくさん含んでいるので、血糖値の上昇を抑え、デトックスも促してくれます。キヌアに至っては大豆と同じく完全たんぱく質(必須アミノ酸を含むすべてのアミノ酸)を含む貴重な植物性完全たんぱく質食材。アミノ酸のバランスの良さだけでなく、このお米より小さいツブツブに玄米以上のミネラルが本当にバランス良く豊富に含まれています。それがスーパーフードと呼ばれる由縁。

栄養豊富な食物爆弾デトックスサラダ。

豆とキヌアには炭水化物も含まれ、これだけでもしっかり糖質も摂れるので、主食を摂らなくても脳のエネルギーが得られます。

作るのも簡単。ごぼう、レンコン、ニンジンをスライサーでしゃっしゃっと切って、お湯で少し煮て(ごぼうとレンコンには酢も入れて)、水を切って冷まし、そこに炊いたキヌアと茹でた金時豆を混ぜます。ドレッシングは本当に適当ですが、味噌1:玉締め絞りの白胡麻油1:梅酢 0.2~3:蜂蜜 0.5:すりおろし生姜 0.5~1:すり胡麻 0.8~1。お好みで味を調整して。

私は生姜が好きなので生姜はたっぷり入れます。胡麻もたっぷりなので、リグナンというフィトエストロゲンがホルモンのバランスも整えてくれます、

アトピー予防のため、ヒスタミンを抑えるために控えていた味噌も最近復活させましたが、できるだけ発酵の浅いものを選んでいます。

キヌアや金時豆などの豆類は時間のあるときに炊くか茹でておき、小分けして冷凍保存しておくと便利です。金時豆などは特にアクも出るので茹で汁は必ず捨てて、スープなどにも別で茹でておいたものを入れると良いです。

日本では金時豆はお砂糖で煮て甘くして食べますが、海外ではキドニービーンズと呼ばれお料理やサラダにもよく使われます。

豆類は本当に優秀で、ちょっと加えるだけで一気に栄養価が上がり、お腹も満たしとっても便利。日本では豆といえば大豆ぐらいしか使われませんが、ひよこ豆やレンズ豆、日本にも昔からある金時豆など、お豆はもっともっと活用してほしい食材です。

そろそろ冬も終わりそうなので、お店に並ぶお野菜の面々が変わってきたら、今度は春のデトックスサラダを考えま〜す。

追記:鶏肉を書くの忘れてました!デトックスサラダには蒸した鶏胸肉を細かく割いたものを入れています!蒸して、割いて、混ぜるだけ。全く関係ないことをしている最中に、急に思い出しました。「あ!鶏肉書くの忘れた!」って。