暑い毎日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?東京の暑さは逃げ場がなくて、夜も周りがクーラーをかけているからか一向に涼しくなりません。
外に出るときは、携帯するお水に少しお塩を入れると良いです。過去に掲載した簡単ホームメードエレクトロライツドリンク(ホームメードポカリ)のレシピを再度掲載しておきますね。
簡単ホームメードエレクトロライツドリンクの作り方:
- 1/4~1/2 オレンジ果汁(生)
- 1/4 レモン果汁(生)
- 2~3カップ 水かココナッツウォーター(混ぜても可)
- 1~2つまみ ミネラル豊富な塩
- お好みで少量 蜂蜜かメープルシロップ
上記適当にお好みの量で混ぜるだけ。フルーツがなくても、水に少しお塩を入れるだけでもOKです。
話は変わりますが、先日、3年前にシドニーでコンサルテーションを受けてくれた方が再度オンラインでコンサルを受けてくださった時のこと。過去の処方箋を見てビックリ。
クライアントさんはお子さんだったので、オージーのお父様にも内容がわかるように処方箋は全て英語で書いていました。8ページ、ほぼ全部英語。うひゃ〜。
まぁ、そりゃそうです。シドニーにいた時はオージーのクライアントさんもいたので全部英語なので、英語は当然なのですが、3年も日本語だけの環境にいたら、ちょっとビックリしてしまいました。もはや無理。
当時のカルテも全部英語。クライアントが日本人でも、基本全て英語で学んでいて、カルテは全部英語で書いていました。
耳で聞きながら手で書き落とし、思考をしながら質問をどんどんぶつけていき、原因を探りながら、コンサル中にトリートメントプランを頭の中で固める、という作業を行うのは、母国語でも訓練が必要ですが、外国語だと倍以上の努力と訓練が必要です。ものすごい速さで頭の中で情報処理をするのですが、例え脳の中で英語と日本語を変換できていたとしても、アウトプット(この場合は喋りながら書く)で2つの言語を同時に使うことは無理でした。なので、当時は英語一本に絞っていました。脳の限界。
当時は、それを見た日本人の方が「すごいですね」と言ってくれることもありましたが、むしろ瞬時にアウトプットを2つで使い分ける事の方が高度すぎて不可能。英語の環境にどっぷりつかって上記のスキルを英語で行う訓練をした後では、聞いた日本語を日本語で書く事の方が難しかったのです。
当時、脳を酷使したため、ナチュロパシーの大学時代で一番過酷だった最後の一年で、私の記憶力は明らかに大幅に落ちました。どうやら脳が完全に限界に達し、思考を優先し、ナチュロパシーに関係する記憶は残るものの、生活上の些細なことに関する記憶が犠牲になったようです。あの最後の1年以来、記憶力がものすごく悪くなりました。
今もどのケースでも処方を考える時にものすごい思考を使っているようで、後で見た時に、なぜその選択をしたか処方箋を読み込まないと自分でもわからないこともあります。
後で「なんであれじゃなくて、これにしてるんだろう?」と思い、よくよく読むと、最後の最後にひねって、ある可能性やリスクなどを回避するためや、何か特別な効果を得るために少し変えていたりします。自分で「は〜、なるほど〜」とびっくりする。
なので、正直、誰に何の処方をしたかは自分でも処方箋を見ないと覚えていません。ものすごく集中的に頭を使って考えて書く結果、同じ疾患でも内容が全く違うので。送るギリギリで変更かけたりもしょっちゅう。
例えば、「乳製品をやめたほうがいい」とか「精製小麦をやめたほうがいい」という簡単なアドバイスでも、「どの程度?」に関しては、その疾患と乳製品・精製小麦食品摂取との関連性を示した論文の多さ、その人の症状の程度、他の疾患を誘発するリスク、病歴、その時のトリートメントの段階など諸々を考慮して決めています。
サプリメントの選択に至っては、本当に今でも一番時間をかけるところで、ものすごい考えた上で選択しています。
先日、ある3名の方が一緒の場にいらして、皆が私がそれぞれに選んだビタミンBとマグネシウムが入ったサプリを持っていたのですが、どれもブランドが違うので味が違いました。その違いは、亜鉛が入っているかどうか、B2がどのくらいか、どのビタミンBが活性型か、マグネシウムのフォームが何か、予算、他のサプリとの相性などなど。
最近は食物のアレルギーや過敏症などの情報もどんどん加わり、「症状は出ないけど控えたほうがいいもの」「多少症状は出ても食べた方がいいもの」「今はダメだけど症状が治まったら食べていいもの」なども人ぞれぞれです。
なので、考えることに全力を使いきり、その結果を覚える余力は残っていません。
コンサル以外の場所で一般的な意見を求められる時、できる限り簡潔なわかりやすい答えを出そうとは思うのですが、答えがむにゃむにゃするときはそういう事情なのでお察しいただけたらと思います。
また、私のコンサルを受けてくださった方々で、「食事がちゃんとできてない」とか「サプリをちゃんと飲めていない」とかで、その後にプライベーとなどでお会いするときに「会いづらい」と思われる方。気にしないで大丈夫です。処方の内容ほとんど覚えていないので・・・
まぁ、そんな中でもはっきり言えるのは「精製小麦・精製砂糖・トランス脂肪酸」はやめるに越したことはありません。乳製品は人種にもよりますが、極東アジア人には害のほうが大きいと思います。
むにゃむにゃではなくゴシック体で強調。
今はもう完全に日本語の環境で、日本語でカルテを書き、日本語で処方箋を書き、英語では書けなくなっていると思います。脳の機能を犠牲にしてまであんなに訓練したのに、失うのが早すぎる・・・
私、若いときに中国の大学を出ているので、卒論も中国語ですが、もはやそれは読めもしません。ちんぷんかんぷんです。
語学も頭の中から消え始め、残ったのは致命的な記憶力の悪さだけ。
そろそろイチョウの葉のサプリでもとろうかしら・・・。私の脳細胞、頑張れ〜
皆様も脳の訓練を忘れずに〜!