炎天下が続いていますね。あともう数日は暑い日が続きそうですが、同じ暑い日でも湿度さえ低ければ、影を探しつつ動けばなんとか外出もできます。ただ、湿度が高い日はダメですね。逃げ場がない。
それでも梅雨と比べたら全然楽。ここのところ元気が出てきて、夜、気温が30度を下回る時は隅田川沿いを散歩しています。動きたくてうずうずしてます。
髪もさっぱりショートにしました。気持ちいい。
アトピーも6月の大爆発が嘘のようにだいぶよくなりました。今回は度重なる接触性皮膚炎でアレルギー反応が完全にオンになった状態で、また懲りずに人に勧められたサプリを飲んで爆発した次第です。どう見ても害のないハーブ系のサプリだったのに、私の状態が多分外のものを受け付けられないマックスの状態になっていたのかと思います。最後の一滴がそのサプリ。そのサプリは『原因』ではなく、ただ単に大爆発のトリガーだっただけ。
もとの『原因』は長期にわたる接触性皮膚炎(クリームに対するアレルギー反応)。それと保湿依存。
何も塗らないと梅雨のあの湿度の中でさえ皮膚が乾燥してバリバリになっていたのも、一切保湿をやめて二か月、やっと落ち着いてきました。脱保湿真っ只中の一か月前は、エアコンの冷房や除湿、除湿機をかけた際の部屋の空気の微妙な湿度の変化にも反応しバリバリになり、痒みよりも痛みに耐えていました。8月の頭は冷房をかけるとまだ皮膚が乾燥で粉を吹き、皮膚が乾燥して痛みに耐えられず冷房はつけられなかったです。そんな脱保湿の辛さからもやっと解放。
普通の皮膚の人はこの接触性皮膚炎と保湿依存のような状態には簡単にはならないと思うのですが、アレルギー体質でコラーゲン生成に異常のあるアトピーのある人や化学物質過敏症の方は要注意です。
結局、今回も治すために使ったサプリはいつもの定番(冒頭の写真)、ヒスタミンを分解するのに必要なケルセチン、ビタミンC、亜鉛、炎症を抑えるEPA、たまに皮膚生成に必要なビタミンAとたんぱく質を細かく分解する消化酵素(ブロメライン)。そして絶対忘れてはいけないのが生姜茶。
私の場合、普通のアトピーの人よりもおそらくヒスタミンが過剰に生成されているようです。ひどいヒスタミン不耐症。症状がひどくなると胃が荒れ始め、全身、頭や脳、お腹、足先までむくみます。サリーちゃんの足になってしまって、体全身が高山病かと思うくらいにむくみます。そしてゆくゆくは脳がしびれ、全身がビリビリし始めます。そうなるともう電磁波を放つものには触れない。
なので、そのヒスタミン分解に必要な栄養素と起こってしまっている炎症を抑えるEPAと生姜茶が絶対必要です。そしてもちろん低ヒスタミン食。
今回また久々にひどい状態になって、ヒーラーさんの力も借りながらまた治してきましたが、生化学的なアプローチは基本ここから変わらないことを改めて実感。基本に立ち返って丁寧にやります。食事も、糖質の制限、低ヒスタミン食、梅雨の時期はカビのアレルギーがひどいので発酵・真菌類の食材の制限なども重要。
そして、今回、(また懲りもせず)ずっと試してみたかったヒスタミンのホメオパシーレメディを試してみました。冒頭の写真の真ん中のもの。これを、ふわっと痒みがました時に飲んでいましたが、効く。いい、これ。
すぐに友人に「これよかった」と報告したら、「だから、人体実験はしばらく避けて・・・」とダメ出しをいただきました(笑。またやっちゃった。本当懲りない。でも、結果よかったです。
実はこれ、やはりヒスタミン不耐症があり耳鳴りがするクライアントさんに処方をして効果があったものです。
アトピーも耳鳴りなども治すわけではないですが、ヒスタミン過多になって起こっている症状に対して症状のコントロールができます。これまで試した幾つかのホメオパシーレメディの中でも一番即効性があったかな。
と、これらは私の場合のスタンダードですが、これも個人個人様々です。私のクライアントさんで同じアトピーを持つ方達でも、「食事の改善・低ヒスタミン食、基本の栄養素、アレルギーを抑えるハーブ、生活改善」で症状が激変された方や、「副腎疲労サポート、基本の栄養素、フード・バイオコンパティビリティ検査結果の食材の除去」で症状が10段系で10から1に激変された方もいらっしゃいます。
アレルギーを抑えるハーブなんかは、私はダメなんです。肝臓に負担がかかり、むしろ悪くなる。
アトピーって本当に様々です。アトピーや乾癬の状態は本当に人それぞれというのを、湯治先でたくさんたくさん学べます。
明日からまた予定していた北海道の豊富温泉にいきますが、状態はだいぶよくなってきているので皮膚の傷を治しに行く感じになりそう。湯治をしているとたくさんの人と仲良くなりますが、今回も新しくできたお友達たちと利尻に旅行にいきます。あと、たくさん運動をしたい!
また、豊富からお便りします!