現在ナチュロパシーを学んでいる人やお客様にハーブを口にしてもらうお仕事をしている方へシェア!
学術委員を務めている日本最大のメディカルハーブの協会、JAMHAでは現在オンラインアカデミーを開講しています。
おすすめはいっぱいあるのですが、冒頭通り今ハーブを勉強中の皆さんへのおすすめがこちら。城西大学薬学部教授の須永先生の「メディカルハーブと医薬品の相互作用」。
ハーブは薬効成分があります。現在の薬の大元はハーブの薬効成分を単離して作ったものです。なので、当然ハーブも薬で、薬と一緒に飲むと相互作用が起こり得ます。
私の仕事でもクライアントさんが薬を摂取している場合は、ハーブや栄養素と薬の相互作用のチェックで時間の6割を取られるくらい。
ナチュロパシーの学部でも基礎的な薬理学をDrug & Integrated pharmacologyなどで学びます。まぁ、英語でもわかるはわかるのですが、薬学の教授の講義はわかりやすさが全然違う!
しかも日本語!JAMHAの会員の方はお安く、また、会員でない一般の方もそんなに高くない金額で受講可能です。おすすめ!
ハーブや生化学をちょっとかじってないとこの講座は難しい内容かとは思いますが、一般の方でも専門用語でスルーして「ああ、こういうこともあるのか」と全体像をふんわり把握するだけでも、薬と一緒に口にするものの考えが変わるかな〜と思います。
あと、相互作用に大切な代謝酵素CYP450ですが、多くのハーブがCYP450に関わります。どのハーブがどのCYP450に関わるのかなどを調べる際は、これまた同じオンラインアカデミーの薬学博士の村上先生の「メディカルハーブ研究情報検索テクニック」紹介されているデータベース類へのアクセスがおすすめ。
ナチュロパシーの学生はこの部分は嫌というほどスキルを磨かされるので不要だと思いますが、学校でハーブを学んでいない方にはこの講座で教えてもらえるスキルは大事かも。わかってさえいれば今はインターネットでなんでも調べられるので。日本のデータベースのアクセスや使い方なども紹介されているのでとても便利です。
当然ですが、やっぱり日本語の講座ってわかりやすい!
もちろんハーバルメンタルヘルス講座やその他の講座もおすすめです!お盆休み、思いっきり外で遊べないけど、冷房の効いた涼しいお部屋の中でのお勉強にぜひどうぞ!
オンラインアカデミーはこちらからhttps://academy.medicalherb.or.jp