砂肝のあとは、クリスマスDepression

今年最後のコンサルが終了しました!

体内時計がまだシドニーのままらしく、実は、クリスマス直前ぐらいから気分がオフに切り替わってしまっていましたが。すでに気分はホリデーモードです。26日には「ボクシングデーだな〜」なんて思いながら過ごして、東京にいるのになんとなく頭がぽわ〜んとしてました。

その前は落ち込んでいましたが。

実は、先週の砂肝Depressionでは、砂肝が体内から出た後はすっきりして一瞬元気になったものの、そのあとまさかのクリスマスDepressionに突入。

もともと昔はアンチクリスマス派だった私なのに。シドニー時代、シドニー1のショッピングセンターのリテールで働いて、クリスマス一ヶ月前ぐらいから始まる本場のクリスマス文化のムンムンの熱気と友人たちの愛に包まれて過ごした数年の後では、日本のクリスマスの中途半端な盛り上がりと中途半端な静けさに、余計にどこに身と心を置いたらいいのかわからなくなり、急にモーレツな寂しさに襲われました。

なんていうんでしょうか、あれって、盆と正月と日本のクリスマスの全部を足して1.5倍させたぐらいの熱気。基本的に「家族友人ひっくるめ自分の人生のloved ones(愛する人々)全員に何かをしてあげよう」という愛と期待の塊のような熱気が全部外に向かって発散されている時。その渦中にいると、自分も大勢の人からたくさん愛を受けるし、自分も発する。だからこそ、欧米では一番Depression(うつ)が起こりやすい時期でもあるのですが、まさか自分に起こるなんて。しかも帰国後二回目のクリスマスで。一回目は全然平気だったのに。

クリスマスDepressionが始まった大元のきっかけはたぶん数週間前にFacebookで目にした母校の学生クリニックでの恩師の姿。私の頭の中のドアを開きインスパイアし続けてくれ、自信を与え、信頼も寄せてくれ、私を一人前のナチュロパスに育て上げてくれた最愛の恩師。写真を見た瞬間に泣けてきてしまいました。涙が出た瞬間に「あ、意外と気を張ってたんだな〜」と気づき。

ナチュロパシーもナチュロパスもナチュロパスが所属するヘルスケアインダストリーもない日本でナチュロパスとして働くのはものすごく孤独です。尊敬する恩師達、インスパイアリングなレジェンド達、長年助け合ってきたクラスメート兼同僚のナチュロパス達もいない。相談する人もいなければ、喜びを分かち合う人もいなくて。セミナーでケリー・ボーンのあの笑顔と知性に触れることもできない!

シドニー時代、自分がどれだけ恵まれた環境でしかも大きな愛に包まれていたか。孤独になるだろうことはわかってはいたけれども、自分の耐性が(年齢のせいで)こんなに弱まるのは想定外だったので想像以上に孤独を感じていました。でも、今は絶対にここで頑張らないといけないこともわかってる。

ちょっと辛かったアトピーを乗り越え、少しコンサルの方が回り始めた今だからこそ、クリスマスDepressionに襲われたのかもしれません。

そういう時はすぐに行動。毎年クリスマスデーを家族の一員として一緒に過ごしてくれたシドニーのオージーの友人や大親友の元同僚に連絡を取り愛情をたっぷり交わしてしっかり涙を流し少しスッキリ。でもまだ寂しい。

ところが、今年はそのクリスマスDepressionが始まった頃(クリスマス前)から、数名のクライアントさんたちからたくさんのフィードバックをいただくことが偶然連日続きました。一番落ち込んでいた日にはなんと3名の方から一気に同じタイミングで。イブにはクリスマスのプレゼントまでいただいて!

クリスマスDepressionで「寂しいよう」とメソメソしていた私には、クライアントさんたちのたくさんのフィードバックは今までで最高のクリスマスプレゼント。一生懸命やってきたことに対しての表彰状のようなもの。絶対的にそこにある孤独感を少しずつ明るい光で埋めてくれます。

幸せ♡

スッキリしたら「ああ、もうボクシングデー、もう年末」と思い、今度はホリデーモードに突入。「耐性が弱い」ということは、良くも悪くも単純に気持ちが切り替わります。ルンルンしながら社交生活を開始。基本的には最近の充実朝食のおかげで体力が有り余っています。

社交生活開始後は外食が続いているので、朝昼は粗食に切り替えました。おかげで引き続き快調です。

家では写真のスープとご飯だけ。スープの中身は、根菜2種、きのこ1〜2種、葉物野菜1種、肉1種、生姜大量。外食の翌朝はこれでも多いのでほんの少しにするか、でも、極力朝は抜かずに昼をサラダに。

えー、このポストで何を言いたいかというと、

  • 歳をとるとストレス耐性が想像以上に弱くなるので油断禁物。
  • 気持ちが落ち込んだ時はすぐに対処しましょう。すぐに家族や友達に連絡して。
  • 外食が続く時は粗食に。
  • 今勉強をされている日本人学生ナチュロパスさんたちは今の恵まれた環境を大切に。
  • 私は素晴らしいクライアントさんに恵まれて幸せです!

ということ。

もともとあまり孤独を感じるタイプではなかったが故に強く自由に生きてこれはずの自分が、今年は色々なきっかけがありこれまでにないほど孤独というものを感じた1年になりました。でも、孤独は少しずつ他のもので満たされていっています。

その「他のもの」というのは全て人からいただいたもので、自分の中から出てきたものや自分が作り出したものでその部分を埋めてくれたものは1つもありません。1つ学んだことは、色々なことで自分を満たすことはできるけれども、孤独だけは自分自身の努力では埋められないということ。人とのつながりからしか埋められない。その「他のもの」のピースをくれた家族、友人、クライアントの皆様に本当に本当に感謝しています。

おかげさまで無事に幸せに仕事を収めることができました。本当にありがとうございました!

Love xx