着々と来月のJAMHAオーストラリアツアーの準備を進めております。
母校のメルボルン姉妹校のキャンパスツアーと講師によるミニ講座を予定していますが、副学長の声がけでシドニーの恩師の一人プログラムディレクターがリモートで指揮をとり、ナチュロパシー学部アカデミックマネジメント総出で受け入れをプランしてくださっています。
ちょうど学校のある部門に現NHAA(the Naturopaths and Herbalists Association of Australia)のプレジデントが在籍しており、顔を出してくれるとのこと!
NHAAはオーストラリア最大の権威あるハーバリストの協会です。NHAA meets JAMHA。NHAAが日本最大のハーブの協会に出会う。この事実に興奮。
その他にもいろいろとプランがあるので、現代ナチュロパシーの講座からアボリジニの伝統食ブッシュタッカーまで通訳準備に大わらわですが嬉しい悲鳴。
そんな準備に追われながら、一方でちょっとヘビーなコンサルが立て続き、調べ物でパソコンにかじりついてます。
コンサルでは、お薬を飲まれている場合、ハーブや栄養素との相互作用を全部チェックします。ハーブはもちろんですが、栄養素も薬と相互作用を起こすことがあります。相互作用とは、薬の効果を減らしてしまったり高めてしまったり、と影響を与えることです。
専門の検索サイトをいろいろ使いチェックするのですが、ハーブだったらこんな感じだったり(赤いのが出ていると一緒に使ってはダメ)、
栄養素だったらこんな感じだったりします。
医療グレードのサプリメントは効くので、だからこそチェックが必要。処方箋のいらない市販のサプリメント(OTC)は「効くエビデンスが取れていない」、乱暴な言い方を言うと、要するに「市販しても安全」=「そこまで効かない」から、そんなに気にしなくてよかったり。
海外では、ナチュロパスが「この場合は、ご高齢だから効きが弱いOTCを選ぼう」などと、あえてOTCを選ぶこともあります。効きがあまり良くないからこその使い方。それくらい違います。
ただいくら弱いとはいえ量を飲めば、特にハーブなどは普通の量でも相互作用があるのでやはり注意が必要です。むやみやたらに市販のサプリを飲まないように。
我々ナチュロパスが使うものはもちろん医療グレードで効くからこそ、この相互作用のチェックはしっかり押さえます。ただ、たくさんの種類の薬を飲んでいるクライアントさんだとこれがまた大変で。どこまで調べて処方するかは自分の根気次第です。
で、さそり座B型の気質を全開にしてここ数日掘りまくっていました。興味ないことは一切しないけど好きなことはものすごい集中力で全力でやる。
「使えるものが相当限られる中で体感できる最大限の効果を求める」。この「体感できる」が重要です。ここを感じてもらえないと続かないから。
結果、やはり、背中をバリバリにしながら、一人一人個別内容で作っていくことになります。好きでないとできない仕事。
でね、個人の仕事でずっとこうしてやっているともちろん背中バリバリで運動不足になるので、太極拳を始めたの。
70歳ぐらいになった時に太極拳ができているようになりたいと思っていて、もともといつかはやろうと思っていました。
これがまた予想以上に自分に合っているのかすごく良い。本当に、立つだけでグラウンディングするよう、動くだけで体の気が流れるように作られた型なんですね。まったくできもしないのに、数回やっただけでバリバリそれを感じています。詰まっていたものが流れ始めた。
もうすぐ50の手習い。おほほほ。20年あるのでゆっくり学びます。