スギ花粉が少し落ち着き始めたためなのか、スギ花粉による花粉皮膚炎が判明したため、帽子・マスク・メガネの完全防備に慣れたためか、皮膚が花粉で炎症を起こすことがぐんと減りました。外気に触れる首元とかに少し炎症は出ていましたが、カバーしていた部分の皮膚はやっと潤いとキメを取り戻したと思った途端、また、先週末にガビガビに。
先週末の金曜日。雨だから花粉は少ないだろうと、完全防備を全部解除して油断したのが失敗。風がとても強くて、なんだか少し嫌な予感。今まで通りに帰宅後すぐにシャワーを浴びても、なんだかピリピリが治らない。
週末にかけて、ピリピリした部分が腫れましたが、ちょっと今までと様子が違う。マスクの内側の頬も少し赤みが刺し、首回りの花粉で弱くなっていた皮膚の部分が一気に赤く腫れ、全体が日焼けの後にようにピリピリ痛い。少し緩めのシャツを着ていたら、背中から腰近くまでピリピリが降りてきた。
どうやら、黄砂のようです。黄砂の粒子の大きさは、花粉と比べるとこんなに違うらしく、普通のマスクを通してしまうし、開いた首元から入って肌を伝って降りてくる。
この粒子の大きさの比較を見てすごく納得。皮膚の炎症の状態も「きめ細かく腫れている」から。そしてサラサラと皮膚に接触するのでしょう。
黄砂に反応を起こすという友人に「先週どうだった?」と聞くと、同じタイミングでひどかったらしい。やっぱり。
これで去年のアトピー悪化もやっと説明がつきました。使い捨て手袋の粉だけでなく、スギ花粉と、黄砂のせい。去年の5月頃も「なんかおかしい、洗濯物が怪しい」と疑っていました。ただでさえ、刺激に反応していたところで、使い捨て手袋の粉で超悪化し、そのまま花粉と黄砂で二ヶ月ほど良くならず、6月は今度は梅雨の湿気(カビ)でやられ...。
今年は、何もなく良い状態からスタートして徐々に炎症が現れたので原因が全てはっきりし、予防もできているのでおかげさまでひどい状態にはなっていません。
帽子・マスク・メガネで完全防備をし、帰宅後はシャワーを浴び、洗濯物は家干しで、ヒスタミンを増やさない食事をして、ビタミンCとケルセチンを飲みヒスタミンを減らします。油断すると結構ひどい皮膚の炎症を起こす割には、とりあえず抗ヒスタミン剤も一切飲まないで今のところ生きていけてるので、これでいいんじゃないかな?と。
皮膚の弱いお子さんなんかにもきっと花粉皮膚炎・黄砂皮膚炎が増えているんじゃないかなと思いますが、特に風の強い日は気をつけてくださいね〜。黄砂予報で東京に黄砂が来ていなくても、私の皮膚は感知しています。実際に車などに黄砂がたまっている日に症状も悪化しております。要注意です。
そうそう。昔、まだ人々が人民服を着て自転車に乗っていた頃の中国に長く住んでいて、黄砂は毎年経験していましたが、こんなに痛いことはなかったです。きっとすごく汚染度が高まっているんだろうな、と思います。やっぱり、健康な人も要注意です。