近況報告

大変ご無沙汰しております。

日本帰国後、3回目の花粉シーズンを経験し、自分が敏感すぎるほどに敏感な花粉皮膚炎を持っていることを、やっと深く深く自覚しました。

元々の体の状態に因ってその症状の程度が変わることも経験から判明。昨年末ごろからすでにヒスタミン過多な数ヶ月を過ごしていて火種は十分にできていたところ、2月の花粉がトリガーとなり、枯れ草に火をつけたように一気にヒスタミン&炎症スイッチがオンになりました。

ヒスタミンが過剰になると、胃酸の分泌も過剰になり、胃と腸壁が荒れて炎症を起こし、ちょっとした食べ物、プロバイオティクス、ヒスタミン含有食品に更に敏感に反応し始め、どんどんヒスタミンが増え、悪循環が始まります。普段ならそこまで反応しないものにも敏感に反応するようになるほど、ヒスタミン過多のせいで内臓が悪化した状態です。

また、そんな折に、ヒスタミンのもととなるヒスチジンを多量に含む青魚(さわら)を麹に一晩つけてさらにヒスチジンを数倍に増やした焼き魚を朝食で食べてその美味しさに舌鼓を打った後、その日1日ハリネズミのように皮膚が逆立ち放電。スギアレルギーなのに、うっかりトマトベースのスープを大量に作って2食立て続けに食べ(各花粉アレルギーで同じアレルギー反応を起こしてしまう食べものに注意)放電。ずっと試してみたかった高濃度の500億CFUの生菌プロバイオティクスをついつい試してしまい、ヒスタミンをお腹で大量生産し放電。

知識があるのに、何をどうしたらここまで油断できるのか、自分でもあきれ返るほどの油断と現状把握の甘さのオンパレードです。

基本的にこの一年は低ヒスタミン食で通しており、ヒスタミンを分解するジアミンオキシダーゼ(DAO)という酵素に必要な、ビタミンC、ケルセチン、亜鉛はサプリで摂取しているものの、それらが焼け石に水のように、ヒスタミンが増えて炎症が悪化していきます。

最後の油はあるサプリメント。実は海外プラクティショナーの中で有名な重金属もヒスタミンも結合してデトックスするというゼオライトのサプリメントがあり、それを人体実験で試してみたかったので、取り寄せて飲んでみたところ、燃え盛り始めた火にガソリンを注いだようです。これも「ダメかもな〜、悪化するかもな〜」と思いながら、人体実験してみたい欲が勝ってしまったら、体が敢え無く負けた、という次第。

ちょっと、バカみたいですね。やっぱりね、頭でわかっていても、自分のためのトリートメントプランもちゃんと作らないと、行き当たりばったりでそのまま生活して悪化させてしまうんですね。

これがオーストラリアだったら、同僚にコンサルしてもらうのですが、日本にはいないし、自分のために頭を使うのはモチベーションが上がらないし、で。やっぱり、自分のことは視野も狭くなるので、人に見てもらうって重要です。

だって自分でプランを作っても、その後に「あ、あれ試してみたい」とか思うと、欲が勝ってしまう。

長々と書きましたが、結局、大放電(ヒスタミンでビリビリした状態)に突入したので「これはまずい!」と、大慌てでまだ雪の降るさいはての地稚内の近くの豊富温泉に飛んで行き、10日ほど湯治してきました。

豊富最高。心のふるさと。毎回素敵な出会いがありますが、今回も心に残る出会いと再会がありました。

今回3回目に行って改めてつくづく感じました。あの土地は不思議と憑き物を落とす力があるので皮膚の調子如何にかかわらず定期的に行くべきだ、と。特に都会の憑き物をサロベツの風がピューっと吹き飛ばしてくれます。

あとね、お風呂でこっそり毎日天と地につながる瞑想をやっていたのですが、さすが石油を出す温泉を湧き出す地の力なのか、地につながる時の太さと強さはすごいです。東京ではふにゃふにゃしたパイプでヒョロヒョロとしか繋がらないのに。

というわけで、また100%元気になって戻ってきたわけですが、早速、緑の丘陵地帯を満喫しに、今年の9月に豊富で休暇を取る予定を入れました。上の写真は10年前のサロベツの風景。秋までに車の運転をもう一度練習して、次回はレンタカーでドライブする、を目標としています。

どなたか教習所での運転の練習に付き合ってくれる奇特な方を絶賛募集中!

元気になって帰ってきた翌日だった昨日の日曜日はChic Educatinさん主催の留学説明会を行いました。この様子はまた次回報告しま〜す。

あ、それから、フルタイムの仕事も4月末まで延期になったので、諸々の講座やイベントは5月以降に予定しています。待っててね!チャオ!