パニック障害をお持ちのクライアントさんからの経過報告

先日、月曜日のワークショップは無事成功に終わりました!写真掲載のお断りなどを入れている最中なので、準備が出来次第報告します。

先に、あるクライアントさんのフォローアップコンサルテーションでの経過報告をご本人の承諾を得てご紹介。

パニック障害をお持ちのクライアントさんで、めまい・ふらつきの予防にメリスロンを毎日、デパスを月に3〜4回飲まれていました。朝の眠気、疲れやすさ、体のふらつき、その他症状の改善のためにコンサルテーションを受けられました。

コンサルを受けられる前にすでに精製小麦制限などは開始されており、そこからコンサルを通してまた一歩進んで食事を整え、栄養素サプリ、プロバイオティクス、薬と相互作用のないアダプトゲンハーブを摂られ、症状が大幅に改善。

ところが、この夏の暑さで数週間前から少し体調を崩し、抗生剤を飲んだりしたこともあり、よくなっていた症状が少しぶり返し始めたとのこと。

ただ、サプリを飲み始めて少し経った時から、眠れないことが減り、諸々の症状も改善し、デパス、メリスロンとも服用量が減ったとのこと。お薬とサプリの同時摂取は注意が必要なので、「この薬を飲む場合は、このサプリの摂取は2時間おいてください」などの細かいお願いをしていましたが、その結果、自然とサプリだけでも大丈夫と思えるようになり、お薬の服用量が減ったようです。お薬のほうも、医師から飲む飲まないの判断はクライアントさんに委ねられていたので、クライアントさんご自身で調整が可能でした。お医者様もクライアントさんが減薬されているのはご存知です。

(ちなみに、ベンゾジアゼピン系抗不安薬やSSRI/SNRIなどは自己判断での減薬は非常に危険です。医師の指導のもとに減薬してください。)

結果、メリスロンは毎日から月2〜3回に減り、デパスはこの2ヶ月で1回しか飲んでいないとのことです。

なんと、なんと、なんと!メリスロンは1/10、デパスは1/8に減らせたということ。素晴らしい結果です。

生活もいろいろと変わり元気になられています。ただ、健康な人でも体調を崩す、この夏の異常な暑さからの天候の変化で体調を崩されたようですが、症状自体は若干ぶり返しながらも、お薬自体はまだ減らせた状態のままなので、これは本当にすごいことだと思います。長年患われ、お薬に頼りながらも改善しきれなかった部分を、今回しっかり底上げができたのかなと思います。

クライアントさんの真面目なお食事への取り組み、自分のために自分を変えていこうとする真摯な努力の結果でもあります。

慢性疾患をお持ちの方は、長年ずっとそこにある辛さ・痛み・かゆみなどで、靄に包まれた感じの生活をされていると思います。辛さ・痛み・かゆみが全くなく、靄が晴れ、気持ち良く、日光を浴びて幸せだと感じられる落ち着いた時間を過ごすこと自体が奇跡だったりします。

もちろん体調の波は起こるので、体調が崩れた時は食事も作れません。そういう時はまた頼ってもらい、手を携えて起き上がってもらうお手伝いができたらと思います。

喜びとモチベーションが続くよう、奇跡の時間を少しずつ増やしていけますように。