電磁波測定の結果と対策

昨日の続きです。

実際に皮膚の炎症などが出ている時にパソコン作業をすると微細な刺激による皮膚のかゆみを感じることが多かったので、物は試しとどれだけ電磁波が出ているか、あまり家電製品のない我が家で試してみました。

電磁波測定器を近づけると電界数値と磁界数値が測れます。電界とはズバリそのまま電気そのものの波、磁界は流れる電気の周りに発生する磁場の事です。簡単な安価の電磁波測定器ですが、電界と磁界の両方を測れるものを買いました。規定値を超えると赤く光りピーピーと電子音が鳴り始めます。

パソコンはやっぱり出ます。キーボード前面10~15cmの近さで鳴り始めました。背面の方が数値が高いです。

「だよね」と思いつつ、部屋中をウロウロと測定しました。何もないところはこの簡易測定器(測れる周波数が決まっています)では何も検出されません。

うちのテレビは以外と出てない。場所によるようで上部右の角だけでます。そして以外だったのはプリンター。

緑の布の下にあるのがプリンター

警告音が出るので「あれ?電源入れてないよね?」と確認すると電源を入れていなくても電場数値が上がる。電源を入れても入れなくても同じくらい。コンセントを抜いてやっとなくなりました。

冷蔵庫もすぐに反応。残念ながらうちには電子レンジはないので測れません。使っている時にどれだけ上がるのか計ってみたいですが。

いろいろと調べているうちにパソコンについてはHDMI変換ケーブルでテレビに繋げるとテレビがアースになるようで電磁波が減るとの情報を見つけ試してみたところ、歴然とした違いが。

ケーブルを繋げるとゼロ
外すとピーピー

HDMI変換ケーブルを繋げておくと1cm離れたところでも数値はゼロ。でもケーブルを繋げた状態で、キーボードの上に直接測定器を置いてみたところ、場所によって電磁波は出ています。このキーボードでいうとshiftキーより上では数値が出て、下ではゼロです。キーボードに指をつけている状態だとやはり電磁波に当たっていることになります。

パソコン(Mac)のACアダプターは一度コードが切れてサードパーティー製品の安価なものに変えているのですが、純正のものは高いだけあってちゃんと中にアースが入っているらしいので数値が減るかもしれません。

ちなみに電界も磁界もピーピー行くのはACアダプターでした。ACアダプターは背の低い赤ちゃんやペットの近くにありがちなので気をつけたほうがいいですね。

携帯はwifiにコネクトしていない時はほぼゼロ値ですが、もちろん定期的にwifiにつながる際、また通話の際には電磁波が出ています。私のiPhoneでは口元のマイクの部分が一番数値が大きかったです。

寝室には何も電化製品を置いてないので綺麗なもので、隅々までゼロ。ここまでクリーンなのだから改めてベッド脇に携帯はおかないようにしようと思いました。

もはや化学物質や電磁波を完全になくす生活は無理なので、その影響を知った上で上手に避けて、また毒素を除去できる体を作る生活を心がけれたらと思います。

ここから対策です。皆さんもできるところから取り入れていただければ。

1:テレビ、パソコン、電子レンジなどで電化製品を使用している時はできるだけ体を離す。

2:電化製品のプラグを正しい向けでコンセントに差し込む。

コンセントの長い口がアース側です。プラグに白い線か▼マークがある方をアース側に差し込みます。これだけで電磁波を軽減できます。ただしコンセント自体が結構適当に設置されていることが多いらしいので、正確には検電ドライバーで確認した方が良いようです。

3:使用していない家電製品はコンセントを抜いておく。

4:電波の悪いところでは携帯を使用せず、不要な通話も避ける。

5:携帯を買うときはSAR値(比吸収率:電波を吸収する率)をチェックする。

日本は何でも基準値が甘いですがこちらも甘めです。参考値:アメリカ 1.6w/kg、 スウェーデン 0.8w/kg、 中国 1.0w/kg、 ドイツ 0.6w/kg、日本 2w/kg 

6:携帯は不要な時や子供がいじっている時は機内モードにする。

7:携帯はポケットなどに入れずにカバンに入れ体から離して携帯する。

8:携帯の通話はスピーカーか電磁波低減のエアチューブのイヤホン・ヘッドセットを使用する。少なくとも発信の際だけでも頭から離しておく。

9:マウス、イヤホンなどワイヤレスの電化製品の使用を減らす。

10:パソコンやタブレットは膝の上ではなく机の上で使用する。

11:夜寝る際に携帯を近くに置いて寝ない。

12:乗り物の中で、少なくとも優先席周囲では携帯を使用しない。

電磁過敏症の人は、外は電磁波が溢れているのでほとんど外出ができず、特に電車にも飛行機にも乗れません。車にも長時間は乗れません。そのせいで専門医に診てもらえない人がたくさんいます。それでも電車に乗らないといけない時があったり、そこまでひどくはない電磁波過敏症や化学物質過敏症の人はたくさんいます。そのような人たちが多少でも安心できるはずの場所が優先席です。通話の使用はもちろんの事、ネットの使用でも携帯の使用は控えましょう。

そして、妊婦だけでなく、赤ちゃんや子連れのお母さんが安心して座れる場所にしてあげたいです。子供は4歳ぐらいまでものすごい勢いで脳細胞を作っていきます。その後10歳ぐらいまでの間で細胞間のシナプスの働きを活性化させることで脳を発達させていきます。この時期の子どもの脳はまだ脳として出来上がっていないのです。だからこそこの時期の栄養やコミュニケーションが重要で、だからこそ一方でそれまでに受けたトラウマが脳のダメージで残りやすいのです。このトラウマは出来事だけでなく電磁波も然り。

上記は電磁波を避ける対策。体の方は長くなるので書きませんが、デトックスを年に1、2回はすること。そして何よりも毒素や重金属を溜めない身体にすることです。

そして、やっぱり思う。それが何であるかを我々よりも理解している科学者たちがその危険を訴えている5G。海外では専門家たちがたくさん発言をしています。尋常ではないレベルに行くのは素人でもわかります。さらに苦しむ人たちが増えるのがわかっていて、それでも自分たちの生活を便利にしたいのか?これ以上何を便利にしたいのか?

幾つかの国や地域で5G導入禁止の決定がなされている中で、日本で5Gにしなくてはいけない理由があるのだとしたら教えて欲しいな、と純粋に思います。