事後報告

京都特別セミナーからあっという間に1週間。2日間のセミナーはまだ阿部首相の全国小中学校休校のアナウンスの1日前だったので、とりあえずは無事に開講できました。

お集まりいただいた皆様ありがとうございました!

京都ではコンサルも数件行ったのですが、時間に余裕がなかったので当日中に処方箋を出せず、東京に帰ってから処方箋書きをして、また、昨日までコンサルが立て続いて入っていたので、やっと今日、この事後報告を書いています。遅くなってすみません〜。

セミナーは一般の方含めいろいろな業種の方が集まり、皆さん真剣に聞いてくださっていました。ホリスティックの意識が高い方ばかり。時間が許せばもっと皆さんとお話ししたかったです。コンサルも、遠方から皆さんお越しくださり、本当に感謝。

あと、初日のコンサル用にお借りした素敵なお部屋。

きっさこ和束さん。個室(写真右)で静かにお話ができ、リーズナブルでとても良いです。早く到着して抹茶をいただきました(冒頭写真)。また機会があったら利用させていただきます!

その日のコンサルテーションはご高齢のご夫婦でしたが、インターネットで私を発見してくださり、コンサルに。サイトを見てご依頼くださる方はやはり求めるものが同じであったり意識が同じところにあるというか、多くを語らずとも話がとてもスムーズで早く進みます。本当に素敵なご夫婦です。

そんな風にセミナーもコンサルも楽しくさせていただきました。

新型コロナの影響で京都に観光客がおらず、近年の京都では見られない人の少なさだったのですが、帰りも宿のお兄さんに「こんな機会は滅多に来ないから、絶対観光したほうがいいですよ」と勧められ、宿から歩いて行けた三十三間堂に行ってきました。1001体の千手観音像で有名な仏堂ですね。

中学で京都に修学旅行に行っていますが、私は美大の高校出身で、そこでは仏教美術を学ぶので、高校の修学旅行も京都でした。もちろん、三十三間堂も訪れています。日本の仏教美術の素晴らしさはティーンエイジャーの時に体に染み込んでいます。

中国に住んでいた頃に、シルクロードも敦煌も2回行っています。仏教が日本に来た道を遡って仏教美術を見て、さらに日本の芸術の素晴らしさを知ったわけですが、30年経って改めて眺めてみても、やはり、本当に素晴らしい。日本人だと当たり前に思いますが、あの完成度の高い芸術性って他の地域の仏像ではなかなかなみられないのです。特に本尊である「中尊」と呼ばれる中央にある一番大きな千手観音坐像。本当に見事で涙が出てきました。

千の手で人々を救う千手観音。千手観音は33の姿に変わるので、三十三間堂の1001対の仏の数は三万三千三十三体になるそうです。

京都での、人を救う仏とホリスティクな情熱との出会い。素敵な時間でした。

皆様、本当にありがとうございました。また、行きます!