パニック障害・うつのクライアントさんの晴れ晴れしい経過

以前ご紹介したことのあるクライアントさん。10歳で学校恐怖症・パニック障害、16歳でうつになり、初めてお会いした20歳ですでに5種類もの薬を飲み、端から見ても霧がかかったような状態で、一人では外に出れず、どこからが薬の副作用でどこからが本当の症状なのか判断がつかないような状態になられていました。

前回の報告の後、すぐに残りのお薬も完全に止め、フォローアップコンサルを行うたびにどんどん霧が晴れるようなお顔になり、しゃべり方も徐々に変わり、ぐんぐん良くなられました。まるで、20年間小さいカゴの中にいたひよこが突然草原に飛び出した様な様子。

意識もおそらく長い期間薬で混濁した状態だったと思うので「快調な状態」に体が慣れておらず、突然一人で動き回れるようになり、初めの頃は気持ちが先に進んで体がついてこない様子が見受けられ、少しずつ時間をかけてそのギャップが埋まっていった感じです。

そんな感じで2ヶ月に1回フォローアップコンサルをコンスタントに受けてくださり、初回のコンサルから1年4ヶ月がたった今日の7回目のフォローアップでは、まるで別人のようになられていてちょっとびっくり。ただでさえこの一年はどんどんよくなっていっていたのはわかってはいましたが、本当にすっきりしたお顔で、安定した物腰ではっきりとお話され、1年4ヶ月前にあれだけの薬を飲んでいたとは信じられないくらいに、清々しい爽やかで聡明な若い女性になられていました。

コンスタントにフォローアップで顔を合わせているにもかかわらず、その違いにびっくりするほど。見た目も話し方も。ギャップが完全に埋まった感じです。

17キロも痩せられて!

ダイエットをされたわけではありません。薬をやめて食事を整えただけ。摂ってるサプリも相変わらず基本的なもの。何も特殊なものは出していません。初めにあった不安感、絶望感、むくみ、だるさ、不眠、消化機能の問題、めまいもほとんど全てなくなりました。

「良くなりたい、健康になりたい」というご本人の意思でここまでこられたこと、本当に素晴らしいと思います。

最近、分子栄養学のクリニックに通われていた方々でやはり大量にサプリを摂取してきており、それでもなお症状が残っているので私に会いに来られる方が増えています。そういう場合にまず行うのは、現在摂取されているサプリの整理。効いていないものは止めていきます。本当に必要なものだけ残し、また、本当に必要なものを反応を見ながら加えていく。

そんなことをしています。それにはやっぱりフォローアップでチェックしていくことが必要になります。何を続けるべきか、何をやめるべきかわからない人はぜひご相談ください。

あと、食事。いろいろな事情や体調で作れなくなることもあります。本当に体調が崩れると料理なんてできません。それは自分も体調を崩すことがある私が一番良くわかっています。買い物にすら行けなくなり、包丁も持てなくなる。

そんな時もぜひ頼ってもらえたら。「今、どうしてもできないからそんな中で先々に影響を残さないよう何かできないか」「サプリで何か栄養だけでも摂れないか」そんなことでも良いです。

小さな初めの一歩、大きな一歩、継続のための一歩。どのようなケースでも大丈夫。

話がいろいろとそれましたが、今日は本当に私の気分も清々しい1日になりました。