アトピーのクライアントさんからの嬉しい報告

1年半、通ってくださっているクライアントさん。看護師のMさん。

子供の頃からのアトピーをお持ちで、一時はステロイドを使わないでいられたのが、過去5年前からステロイドを使っても治らない状態になっておられました。看護師さんですから、ちょっと炎症が出たら、もう、逃げようがないわけです。常に手袋をして手が蒸れ、手の消毒も常に行わねばならず、薬剤などにもたくさん触れ、お仕事自体が物理的にも心理的にもハード。

当初は全身、特に手と顔と首回りがひどく悪化した状態でお越しいただきました。当時のMさんの指です。ステロイドを使っても、赤く腫れ、切れて、浸出液が出てきてしまう状態。この写真よりも実際は赤く赤く腫れていました。この状態、本当に痛いんです。皮が切れるので指を曲げられない状態です。

この時はお顔も同じような感じで、真っ赤になっていて、やはりところどころ切れて、とてもとても辛かったと思います。アトピーは体の辛さだけでなく、心も徐々に押しつぶされてしまいます。

それでも看護師さんという仕事柄弱音も吐けず、やらねばならないことはやらねばならない。おそらく平日は気を張って1日1日を過ごすことに精一杯だったと思います。夜も眠れず、土日は動けず休んでいることが多く、季節の変わり目ごとに風邪をひいておられました。こんな状態が5年ほど続いていたようです。

Mさんは初回のコンサルテーションから処方を守り、まず食事も整え、サプリを取り始める頃には実はすでに良くなり始めたようです。早い!約3ヶ月後のフォローアップコンサルの時に、すでにステロイドを使わないでもよくなっていました!なんと、ステロイドも手に月1回程度の使用に減っていました。

皮膚の治癒が早くなり、むくみも取れ、眠れるようになり、土日も動けるようになったとのこと。だいぶ表情も明るくなってらっしゃったのが印象的でした。

またその後、5ヶ月後に行った3回目のフォローアップコンサルでは、2回目のコンサル以降、手に月1回のステロイドも使わなくなり、体調もよく、倦怠感も取れ、風邪もひかなくなったとのこと。その時、全体が格段とよくなる中、まだ少し残っていたおでこ、首、手のアトピーの原因がシャンプーの可能性がはっきりしたので、シャンプーと洗剤を変えていただいたら、その後の4回目のフォローアップの時には、お顔も、首も、すっっかり綺麗になられました。ステロイドも使わないでいられたようです。

その後、仕事も忙しくなり、また、どうしても花粉の時期と梅雨の時期はアレルギーで悪くなるので、その時期は手にステロイドを少し使うこともあったようですが、お顔の綺麗さはキープされていました。梅雨の時期の対処などを行い、その後フード・バイオコンパティビリティ検査も受けられ、さらに食事をもう一息整え、今回5回目のフォローアップでは本当に元気でさらに綺麗になられていました。ステロイドも使わず、アトピー自体はとても良い状態をキープできたようです。

さすがに消毒を常にするので手は荒れて、かゆみも少しあるようですが、でもステロイドは使わずにこんなに綺麗。以前はいろいろなところが真っ赤だったのが、今は全身がこのようにさっぱり綺麗になられています。

感無量。実はここしばらくお仕事がとても忙しくなられていてストレスが倍増されているのですが、その状態が皮膚に出てない。ステロイドも使ってない。これってすごいことです。アトピーは普通ストレスが顕著に皮膚に現れるので。

普通の人より仕事で皮膚を酷使する看護師さんで、ステロイドを塗っても治らなかったアトピーが、基本食事プラスサプリメントのサポートだけでこんなに綺麗になる。無理にステロイドをやめなくても、自然とステロイドの使用頻度が減っていく。これは理想だなと思います。

今回は、ちょっと副腎疲労をサポートしながら、この調子の良さをキープし、これからまた来る花粉・梅雨のシーズンをうまく乗り切るための準備です。ステロイドを使わないで梅雨を乗り切れたら!と願います。

今日はMさんのご紹介でしたが、最近はアトピーのクライアントさんが多く、みなさん良くなられています。

Mさんはすでにだいぶ前から良くなられていたのですが、今日、5回目のコンサルテーションを行って、その良くなった様子が安定して定着している姿を見て改めて涙が出てきました。あぁ、よかった。

本当に、本当によかったです。

アトピーは本当に孤独でつらいものです。自分で経験していてその辛さは十分にわかるだけに、良くなった時の嬉しさも10倍です。私のアトピーもいろいろな原因で繰り返し起こっていて、その1つ1つが勉強になり、おかげさまでその経験をクライアントさんに還元できています(笑 

ナチュロパスになったばかりの頃の処方とは雲泥の差です。アトピーばかりは教科書通りにはいきません。

ちなみに私自身は脱ステしていますが、脱ステ希望のクライアントさんはそれはそれでサポートしますが、みなさんに無理に脱ステは勧めません。特にMさんのようにお仕事でどうしても避けられない場合もあります。すべてのケースでそうですが、クライアントさんの希望を優先します。

さてさて、早くアトピーの講座を作らねばいけませんね。今年は宿題が多いのですが、今年前半に宿題は全部終わらせるぞ!頑張りまーす。