ヘンププロテインの個人輸入にはご注意ください

朝、「食べるものがない」と思って、またオートミール蒸しパン作っちゃいました。

今回は、オオバコにプラスしてヘンププロテインも入れて。あと、ココナッツオイルとかいれられたら、これで炭水化物、タンパク質、脂質全部そろっちゃう。

食物繊維も豊富な上にプロテインを追加したので、腹もちがすごくいいです。おすすめ。しっかりお腹に重さを感じるも、食材がどれもよいので負担は感じず。なんだか優しいです。

ところで、このヘンププロテイン。ヘンププロテインは消化が楽で、よく国内で売られているヘンププロテインをクライアントさんに処方するので、私も今回試してみようとスロージョギングに夢中になっていた頃、去年10月にオーストラリアから購入しました。

ヘンププロテインって税関でひっかかっちゃうのを知らずに。

仕事柄ちょっと考えて調べたらわかったと思うのですが、日本国内でたくさんヘンププロテインが出回っているし、アマゾンでも海外から直送で売られているし、「最近は問題なく買えるようになったんだな〜、便利だな〜」と勝手に思い込んでいました。いやいや、まだダメ!

結局税関で止められ、「大麻の種」を原材料とする製品に関して、関東信越厚生局麻薬取締部発行の輸入許可の証明書を提出せよ、とのこと。

そして、麻取からの指示で、個人使用であるならば「住民票」、「発芽不能証明書」、「製造工程」、「貨物経路の書類」」を提出するよう求められました。

ものは試しにやってみよう!と、オーストラリアのメーカーからバッチナンバーを特定した「発芽不能証明書」「製造工程」を入手し日本語に訳し、諸々の書類とともに提出。

バッチナンバーを確認するのに一度税関に商品のバッチナンバーの写真を送ってもらうなど必要でしたが、書類を集めるのはそんなに大変ではありませんでした。約1週間後に提出。

それから約2週間半で麻取が税関に行き、商品を開封して中身を取り出し、発芽しないかどうか10日間検査。

資料提出後約5週間後に証明書が発行され、税関に提出し、結果貨物が日本に届いてから7週間後にやっと商品を受け取れました。

ちなみに貨物に他の商品が入っていて、税関でひっかかってしまって「手続きが面倒なので、その商品だけいりません、残りのだけ送ってください」はできないそう。いずれにせよ麻取の証明書が必要なようです。

そしてもうその頃には花粉が出始めていて、以前ほどしょっちゅうジョギングに出れなくなってしまい週2〜3程度に減り、プロテインを飲むほどではなくなってしまっていたと言う悲しい結末。

プラス、商品代金1万円以下だったのに関税をとられました。これも税関に電話して「なぜ?」と聞いたのですが、1万円以下の商品は免税ですが、商品によって例外的に課税になり、今回サプリが課税対象になっていると。「サプリは課税対象なのですか?」「いや、そういうわけではなりません。この特定のカテゴリーの番号が付与されて、云々」という押し問答が続き、正直、よくわからない説明だったのですが、とにかく、輸入に関しては面倒なことは避けましょうという教訓です。

みなさまどうかくれぐれもうっかり海外からヘンプ関連の商品は注文されないようご注意くださいませ。

結論から言うと、資料を集めて提出するのはそんなに苦ではないけども、時間がかかりすぎてその商品に対するニーズやモチベーションが下がり、普段なら取られない関税もとられる可能性もあり、割に合わない。

国内にもたくさん良い商品があるので、ヘンププロテインは国内で調達しましょう?

今回、税関の人が「麻取が」と言うのを聞いて、「ほんとに、麻取っていうんだ!」と、テレビドラマの世界のようで新鮮でした。うはは。

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