天狗に会った

最後に休みを取ったのは2週間前の連休のある1日。その後、2週間は1日も休み無しで突っ走っております。

しかもその貴重なお休み。「手っ取り早くエネルギーもらいに行くぞ」と下心満々で初の戸隠神社へ。早朝に新幹線に乗り長野まで。その後、バスに乗り継ぎ行ってきました。

 

奥社にももちろん行きましたが、目的地は神社よりも奥社の隣の森林公園。

戸隠神社は5つの神社の集合ですが、評判なのは奥社。奥社の参道は2キロあるので往復でも4キロ。5社を全て足で回ろうと思うと結構な運動量。しかもあの炎天下だったので、最後に石段の階段がある参道には日射病で倒れる人のためのレスキューも出ていました。

戸隠といえば、奥社参道の途中の随神門から先の杉並木が有名。壮大で厳かで圧巻されるその景色がパワースポットと呼ばれる所以かと思います。その評判につられて下心満々で行ったわけですが、事はそんなに単純ではなく、森林公園を含め、一歩外れるとほぼ手が入っていない自然があったりして、クマよけの鈴を持っていないと危ない。クマ的にも他の事的にも、「この先絶対行っちゃダメだ」と足を踏み込まない方が良さそうな場所もあったり、と、なんともちょっと複雑な場所でした。

都会の生活に疲れて鈍感になったのか、もしくは、いろいろ吸収する気満々で行ったので開放しすぎて余計なものまで引き寄せたか、まぁ、こうして書いていても歯切れが悪いですが、えーっと、一言で言うと、奥社の参道の意外の場所はちょっと怖いところが多かったです。決められた参道の道だけを歩いていたらそんなことは感じないと思うのですが、私は林の中に入って行ったり、あっち行ったりこっち行ったりしていたためか。森林公園もあまり人はおらず。人が少ない公園や林は、普段は好きなのですが、あそこはちょっとなんだか違って。あまり長居したくない場所とかもありました。なんていうのかな、参道の部分だけ杉並木のおかげで細く結界が張られているからそれを感じない感じ。

あ、それから、これは怖くなたかったのですが、参道の途中で、目の前を右から左にすごい速さで天狗が横切りました。はい、ここは深く突っ込まないで良いです。

でもね、「なんで天狗?」と思って後で調べたら、隣の飯綱山に天狗信仰があって天狗を祀っており、戸隠神社はその天狗が乗る狐を祀っているそうです。ちょうど私が天狗とあった場所の近くにその天狗が乗る狐を祀っている祠があった。いつもこういうことは気のせいだと思ってスルーしがちなのですが、まんざら気のせいではなさそうですね。狐に乗ってお出かけする途中の天狗さんだったのかもしれません。

と、まぁ、杉並木は美しく目が癒されたのですが、観光ルートを離れて林の奥で数時間過ごしていると、なんとなく「ここには来るな」的な居心地の悪さが気のせいではないと感じ始めたので、とっととお蕎麦屋さんに逃げ込んで、美味しいお蕎麦を食べて中社に行って帰ってきました。奥社の周りの自然は人が入ってはいけない場所だったのかもね。

却って、中社は良かったです。妖精の住む木があったり、優しい木がいたり。神社も周りも人に優しい。

早くどこか近場でピュッと行って、ピュッとエネルギー補充できる場所を見つけたいです。「ここ、いいよ」という場所があったら教えてくださいませ。

休みのないまま、明日仕事が終わった後、そのままシドニーに行ってきます。しほちゃんの帰国が決まり、預かってもらっている荷物を取りに行くため。2年前の帰国時に、まだ日本に住み続けるか、またはシドニーに戻るか決めていなかったので荷物を預かってもらっていました。その荷物を取りに行きます。日程が短いので本当に荷物を整理しに行くだけですが。

しほちゃんにとっても大きな人生の転換期だろうし、しほちゃんの長い滞在歴と比べたら短い私のシドニーチャプターもこれで完全に終わるんだなと思うと、ちょっとしんみり。短かったけど、ものすごい大きな影響を与えてくれたシドニーでの経験。最後に大切な人たちと大切な自然たちに会ってきます。

ってね、忙しすぎてろくに準備もできていないのですが、出発前の24時間を切ったさっき気づきました。「オーストラリアって観光ビザいるんだっけ?あれ?いるの?とってないよ!」って。

あはははは。大丈夫かしら、私。無事行って、無事帰ってこれるよう祈っててください。