2020年のご挨拶

今年も残すところあと数日。

今年を振り返ると、個人的にはコロナよりも精神力と忍耐力を強いられたアトピーの尋常でない悪化の方が数倍大変でした(今は治っているので心配しないでね♡)。落ち着いた今振り返ると、もともといた場所から無理矢理追い出され、新しい場所へ動かされたきっかけになったな、と思います。物理的にも、精神的にも。

いつも大きな変化のある前はこういうことが起こります。私が次のステップをコミットするまで、ユニバースが「これでもか」と試練を与えてきます。意外と忍耐力があるものだから、ちょっとやそっとのことでは動かないので、「ギブアップ、わかりましたコミットします」と渋々重い腰を上げて動くまで大変なことが起こります。前職のA社で働くに行き着くまで、また、そのA社を辞めてナチュロパスになる決意をするまで、も同じことが起こっています。

今回もきっと同じような意味があったのかなと思います。こういうことは後になって振り返ってやっとわかること。

そういう時は必ず直後に新しいつながりができていくのですが、今回もこのコロナ渦にかかわらず、豊富でまた一生の友達になれる新しい友人達ができ、新しい人々の輪に加わり、引越しもして環境が変わりました。激動の変化が終わり、また緑とつながり、やっと一息ついたところです。

でも、行き着いた先がゼロ、何もないところでした。振り出しに戻った感じ。

もちろん実際に何もないわけではないのだけど、何となく、こう、何もない平地にたどり着いて、今まで培ったスキルや経験で周りから木や石などを持ってきて、また一から何かを作る、そんな感じです。

レゴのパーツが知識や経験だとしたら、これまでその場その場で追加されてきて形が出来上がってきたものが全部いったんバラバラにされ、「はい、自分の本当に作りたい形に作り直していいよ。スクラッチから」と言われた感じ。

本当のところは「あぁ、疲れた。もうこのまましばらくここで寝てよう」と辿りついた平地で疲れてひっくり返っていた私に「あぁ、これからあなたの理想のお城をここに作るんだよね?作りたいって言ってたやつ」と声をかけてくれる人がいて。ありがたいことにそうしてタイミングよく、忘れかけそうになっていたことを思い出させてくれる人もいる。

「そうだった、そうだった」と、今はどういうお城を作るかデザインを考えているところ。

アトピーのことも、普段食事も生活も比較的クリーンで、ストレスもなく、自分のクライアントさんのアトピーは治せているナチュロパスの私がまだなるということは何か隠れた原因があるわけで。「調べよ」というユニバースの声。

久々にものすごいひどい状態で追い詰められた心理を経て、アトピーから復活後、なぜか立て続けに相談が来た西洋医学でサジを投げられたクライアントさんたちの死を意識するほどの苦痛や困難。自分も経験しているからこそわかる心理に「寄り添え」というユニバースの声。

役にならない、糧にならない経験はない。

自分の経験を生かせる課題も解決していきながら、「なぜナチュロパスになりたいと思ったか」、初心に帰り自分の理想の城を作っていきます。

オーストラリアから日本に戻って4年。茨の道とわかっていた日本での活動。やっと土台ができ、これから本来自分が創りたいものを創り上げていく新しいステップに入ったのかなと清々しく感じているところ。

日本でできるナチュロパシーの実現に一歩進みます。

私の個人のお話でしたが、風の時代に入り、同じような心境・状況にいる人たちも多いのかなと思います。

今年も大変お世話になりました。常々、周りに助けられてやってこれています。本当にいつもありがとうございます。また、来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

皆さんの新しい時代が愛に満ちた素晴らしいものになりますように。