エゴとは

エゴとは、常に何かを考えている心の中の声です。

エゴは私たちが経験する全てのことに意味付けをするために思考を利用します。

エゴの声は、たいてい、自分自身を他人と比較したり、何をするべきか、何をすべきでないか、どうあるべきか、を訴えてきます。自分がどうあるべきか、他人はどうなのか、「真実」と信じる強い主張を無限に投げかけてきます。

これはとてもとても疲れる作業で、多くの人は自分自身のその考えに取り憑かれ、自分自身を見失っていきます。

エゴの声は、生まれてから7歳までの間にすぐ近くにいる人たちから耳にしてきたメッセージが心の声に変わったものです。

子供時代に辱められ、傷つけられ、虐げられ、感情的に放置された時に、エゴは強烈なプロテクター、保護者になります。育ってきた環境の中に自分達を存在させ続けるために、自分を守ろうとして生まれます。

過剰に敏感になり、過剰に分析をし、過剰に思考をし、エゴは、「こうあるべき」と信じる自分のイメージ(往々にして、それは間違っていて、または痛みを伴うものだけれども)を守ろうとします。

エゴを「自分を守ろうとしている友人」だと認識してあげると、冷静にエゴを見つけることができます。そうすると、エゴとそれが発する強い意見や主張やストーリーに問いをなげかけることができ、また、それらを超えたところで行動の選択をしてくことができます。

エゴに気づいたとき、私たち自身は、決してそのエゴが発する意見や考えそのものではないことに気付けます。往々にして、苦しみは、実際に経験した出来事からもたらされるのではく、その経験に自分の心がした「意味づけ」によってもたらされます。エゴに気づくことが苦しみから解放される方法です。

それが「ヒーリング」、癒しとなります。

わたしたちのエゴは私たちをただただ一生懸命に守ろうとしているだけ。

エゴが必要なのは、ただ、愛と導きです。

@the.holistic.psychologist より抄訳

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