SIBOが増えてきているようです

食後にいつもげっぷが出る、ガスがたくさん出る、胃やおなかが張る、下痢、便秘、胃酸が逆流する

そんな症状を放置しておくと、SIBO(シーボ:小腸内細菌異常増殖)になるかもしれません。もしかして、もうすでにSIBOかも?

腸内細菌はほんとうは大腸にいないといけません。腸内細菌の善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れ、ストレスや栄養の偏りなどで腸の状態が悪くなっていき、腸内細菌が徐々に小腸に移動してしまいます。

小腸はほんとうは腸内細菌がいてはいけない場所。分解された食べ物を栄養として吸収するべき場所です。

そこに腸内細菌がいると、細菌が小腸にある分解された食べ物を発酵させて水素やメタンガスを発生させます。ガスが発生するとげっぷやガスが発生します。大量に小腸でガスが発生すると、妊娠した様におなかがぽっこりでたり。そうして、下痢または便秘の症状を伴います。

SIBOは自然には治りません。そのまま放置しておくと、リーキーガットもひどくなり、栄養を吸収すべき場所の小腸でガスの発生が起こり続けるので、栄養を徐々に吸収できなくなっていきます。そして、食べているのに栄養不足に。食べても太らず痩せ型なのに、なぜかおなかだけぽっこり膨らんでしまう。

理由はたくさんありますが、もともと過敏性腸症候群(IBS)がある人も多く、また、それに加え、胸焼け、胃痛、逆流性食道炎でプロトンポンプ阻害剤や制酸剤を長く飲んでいたり、生理痛や頭痛で痛み止めを頻繁に飲んでいる人なども、SIBOになりやすい傾向にあります。または、胃腸炎にかかった人、ピロリ菌の感染・除去をした人、内膜症など炎症系の婦人科系疾患を伴う人なども多いです。

コンサルテーションを受けられる方の傾向としては、社会人になったばかりの20代にストレスをたくさん受け、ストレス解消に甘いものをたくさん食べて乗り切り、生理痛や内膜症などの婦人科系の不調もありながらなんとかかんとか仕事にも慣れてホッと一息ついた20代後半か30代の若い女性。

SIBOって、すぐになるのではなくて、ちょっと時間が経過して、気づいたら悪化していた、という傾向にあります。

思い起こせば、5年前はちょっとストレスで胃痛が起きる感じだったのが、最近は慣れてきて胃痛は起きないものの消化不良を感じ始め、いつのまにか便秘または下痢がひどくなり、たまに出てたげっぷやガスがいつの間にか、ここ2年ほどは毎日になっていた、という感じ。

そしてやっと重い腰をあげて「じゃあ、食生活を改めよう!」と、体にいいと言われる食物繊維や発酵食品を摂れば摂るほど症状がひどくなる。

SIBOを治すには、小腸にいる細菌の除菌が必要。細菌が発酵をさせてしまう食材(水溶性食物繊維の難消化性多糖類:FODMAP)を制限しながら除菌をします。その食事法を低FODMAP食と呼びます。ナチュロパシーでは善玉菌に影響を与えにくいナチュラルな抗菌剤を用います。

今、ネットの情報でSIBOのことを知ることができるので、自己流で除菌と低FODMAP食を実践する人も多くなってきています。自己流でやって余計に症状を悪化させる人、栄養失調になる人、何度除菌をしても症状がなかなか改善しない人も多いです。低FODMAP食はとっても有効なのですが、自己流で長く続けると栄養失調になります。

SIBOは若い女性に多いこともあり、SIBOの存在を知らなかったり、恥ずかしい症状で人にも言えず長く苦しんでいる人、自己流で治そうとしてうまくいかない人がとてもとても多いです。

気になる症状がある人、自己流で治療して治らない人、ぜひ、ナチュロパシーのコンサルテーションを受けてみてください。

今、オーストラリア在住でオンラインでコンサルテーションをしてくれる日本人ナチュロパスもたくさんいます。私でなくてもいいので、専門家のアドバイスを受けてみることをお勧めします。もちろん、私もウェルカムです♡

ご希望の方はプロフィールのリンクからどうぞ!

一人で苦しまないでね

#sibo
#ibs
#お腹が張る
#ガスが出る
#げっぷが出る
#低fodmap
#低fodmap食
#低fodmapダイエット
#ナチュロパシー
#ナチュロパスかなえ